当ショップ名にもなっている 「マングローブ」をご存知でしょうか。
マングローブとは熱帯・亜熱帯地域の河口辺りの海水と淡水が混ざり合うエリアに生息する植物の総称で、マングローブと呼ばれる植物は 100 種類以上あると言われています。独特な根の形が特徴で、その根元には小魚や、カニ・エビなど多くの生き物が生息し、それらを捕食する鳥や小動物が集まってきます。【生物たちの命のゆりかご】などと称されるくらい、マングローブ林では豊かな生態系を見ることが出来ます。小さな生き物たちの生息スペースとしてだけでなく、海岸侵食を防ぎ、サンゴ礁の消失を食い止めることにも一役を担っています。インセクトマングローブは昆虫を愛する皆様にとって、そんなマングローブ林のようなお店でありたい。昆虫に初めて興味を持った方からプロ顔負けのブリーダーの方まで、老若男女問わず、お店に集って頂き虫たちの魅力や飼育の楽しさを共有し、虫活のお役に立てればと思っております。皆様に信頼される虫活パートナーとなれるよう、スタッフ一同 親切・丁寧を心がけております。飼育や産卵の方法はもちろん、疑問・質問や、自己ブリード自慢や失敗談など、お気軽にスタッフにお声掛けください。皆様の虫活話をお聞かせ頂いたり、スタッフの経験談をお話しする中で、命の大切さ、生態系の保守、採集時のマナーなども含めて皆様と楽しく会話出来れば幸いです。
– 採集にこだわり、本物にこだわる –
現在の様に、昆虫の飼育方法も確立していない、各種用品など殆どなかった時代からクワガタのブリードに挑戦し、試行錯誤と葛藤の日々を繰り返しながら、真伨に昆虫達と向き合って参りました。手がけた飼育種類は国産・外国産のクワガタ・カブトムシを含め数は計り知れません。1990 年頃からは、対馬やトカラ列島・奄美諸島・沖縄諸島、先島諸島・八重山諸島など、離島採集に出向き、本土とは違う離島固有種のに魅せられ、今では採集禁止になった種も含め大切にブリードを重ねております。現地に採集に出向き、生息地・生息環境を含めた知識と経験を元に、現在でも離島種に関してこだわりを持って販売しております。ブリード個体、野外採集 WD 個体・国内外産を問わず、個々の昆虫達の魅力はそれぞれ多彩です。その中でも野外採集 WD 個体から累代を繋いでいく醍醐味をお客様にもご提供出来る様、当店では国産 WD 個体および、WD 輸入個体販売も行っております。
国内外のブリード・WD 個体(成虫・幼虫)、昆虫飼育・産卵等に必要なマット各種・菌糸各種・昆虫ゼリー各種・産卵材各種・植菌材各種・ケース・容器類・その他飼育用品類を多数取り揃えて皆様のお越しをスタッフ一同心よりお待ちしております。
1993年 京都市山科区にて店舗開店 店舗営業のほか、離島採集個体や一部用品類を卸販売
2008年 闘病のため店舗を閉店 一部取引店舗様へのみブリード個体卸
2021年 ネットショップオープン
2022年 現店舗 リニューアルオープン